ギルティギアの登場人物

シリーズ人気を押し上げている一つとして

どんな作品でも世界観は大事な点ですが、何よりその世界で活躍するキャラクターたちに魅力があるかないかで、良作か駄作かと単純な意味で判断されてしまいます。物語が良くても中で生きるキャラがアンバランスだった場合には、人気の無さを露呈させるような不人気ぶりを見せてしまうほどにだ。ただキャラクターが引き立っていて、世界観が少しおかしくても容認する人がいたりするので、必ずしも天秤作用を招くとは限らないようです。

ギルティギアシリーズの人気はその大胆不敵な世界観も然ることながら、物語上で活躍する登場人物たちにも注目が集まっています。どのキャラクターが人気なのか、誰が一番好きか、人によって異なると思いますが、今回はそんなシリーズの中でも必ず知っておきたい人物を4人ほどピックアップして紹介していこう。

作品としても知っておかないと話にならない、物語の主人公として描かれている『ソル・バットガイ』を知らなければ話になりません。主人公として書かれているくらいですから、どれくらい格好いいかという点が気になるところ、魅力はどんなところにあるのかを考察してみよう。

見た目若者、中身おじいさん

主人公であるソルについてですが、非常に無愛想で正直リアルにいたら目を合わせたくない人と思われても仕方がない。実際作中でもその大柄な体躯に見合った戦闘能力もあって、大抵の相手は一網打尽に出来るため、生業として賞金稼ぎをしている。しかしそんなソルには一つの秘密がある、それは現在でも対立関係にあるギア、そのプロトタイプとして既に150年という時間を生きていたのだ。

ダークヒーローとして描かれていますが、根っからの悪人というわけではないため、どちらかと裏社会で若い勢力を束ねる若頭的な存在といった方が分かりやすいかもしれません。実際、人当たりは冷たいもののなんだかんだで見過ごせない性格をしている、根っからの兄貴分としての性格が見えてきます。

どうしてギアになってしまったのかというと、その過去にはかつてギアを生み出した黒幕による陰謀が関係していた。かつてソルはその肉体からは想像もつかないが、黒幕と同じ研究所で働いていた科学者だったのです。当時はフレデリックと名乗っており、恋人もいて人並みの生活を過ごしていたところに、黒幕の魔の手が指し伸びたことでその肉体が変質・ギアとなってしまったのです。辛うじて自我を保つことに成功したものの、老いることを許されず、また人間とは違った生物となった自分の居場所がなくなってしまったことで、かつての名前を捨ててソルと名乗りはじめ、黒幕へと復讐するため本編までの時間長い旅を続けていた。

元聖騎士団所属

そんな長い時間の中で、ソルは後に同じ主人公格であるカイと共に聖騎士団へと所属していた過去を持っている。ギアでありながら人間側についていたのは、自身の復讐を果たす意味もあるが、同時にギアに対して強い憎しみの感情から全てのギアを殲滅することを考えていたために入団したのだ。

しかしその後の活動からただ気に食わないとして、騎士団内部でも貴重な神器を盗んで脱走してしまうのです。これがきっかけでカイはソルを激しく憎むことになるものの、それでも互いが互いを認め合っているため、ソルとしてもカイに対して気に食わないところがあるとはいえ、実力を認めている。

誰もが疑問に思うところ
そんなソルがかつてまだ人間だった頃、科学者だと言われても信じ切れない人もいたでしょう。肉体的な印象から知的な部分など感じない野生味あふれるアウトローさがにじみ出ているものの、どうやらフレデリックだった時もこの肉体だったようで、とりわけネタにされる際は赤いマッチョマンと揶揄されるほど。また、公式情報では線が出るのを嫌うとのことでノーパン主義者だという。誰がこんな情報を聞いて喜ぶのだろうか。
声が渋すぎる
ゲーム中、ソルの声を担当しているのはベテラン声優である『中田譲治』さんだ。筆者は最初、見た目がこんなに若いのにどうしてこんな渋すぎる声を当てはめているのだろうと疑問に思ったが、ゲームをプレイしていく内になるほど、と思わず首を縦に振ったものです。言うなれば、それくらい合っているという意味だ。

影の英雄として

ギアに対して強烈な憎しみを持ち、かつてはジャスティスを倒したほどの実力者となっている。またその後のディズィー事件にて、圧倒的な戦闘力を持っている人間とギアの少女相手も打倒するくらいの能力を有しているものの、彼女を殺さなかった点を鑑みると、何も全てのギアを殺すと考えているわけではない。むしろディズィーに対しては何処か自分と似ている、そんな思いを感じたのかもしれません。

人間でありながらギアとしての性質を持つ、ハーフとしての彼女、そして後に義理の息子同然に育てているシンに対しても情を持っていることが確認できます。何だかんだで主人公前としているキャラと言えるでしょう。